WAKIタイムズ

社会知識について発信しています。

退職時に必要な手続きについて

※健康保険や年金は退職後の立場により加入する制度が異なるので、退職時に手続きが必要です。次の仕事が決まっていないときは、雇用保険から一定期間失業給付金(基本手当)をもらえます。雇用保険は、正社員だけでなく31日以上雇用の見込みがあるバイトも対象となる。

退職時に会社からもらう書類

 

社会保障制度について

社会保障制度

社会保険

社会保障の中心(9割)で、多くの人に関係する。原則として日本に住んでいる人は強制加入します。足りない部分は自分の貯蓄や民間の保険で備えておきましょう。

医療保険
  • 健康保険

    会社員、公務員など

    個人事業主など

    75歳以上の人

金保
  • 老齢基礎年金
  • 老齢厚生年金

    会社員、公務員など

労働保険
介護保険

  40歳以上の人が加入

社会福祉

障碍者・母子家庭などへの公的な支援を行う制度。

③公的扶助

生活困難者に最低限の生活を保障し自立を助けようとする制度。

④公衆衛生

国民が健康に生活できるように予防や衛生を行う制度。

社会保険の給付金

医療保険/労働保険

病気やケガで医療機関へ・病気やケガで働けない

医療保険

出産や育児の際の一時金と手当金

  • 出産育児育児金
  • 出産手当金(会社員)
労働保険

倒産・解雇により失業した人、自発的に離職した人で求職中、育児や介護の休業中

金保

65歳からは老齢給付

  • 老齢基礎年金
  • 老齢厚生年金
金保

障害の程度に応じて一定の金額

金保

遺族に支払われる年金。受給要件あり

  • 遺族基礎年金
  • 遺族厚生年金

社会保障制度の「基本ルール」

保険料の納付が必須

一部は税金から

立場により受けられる給付が違う

傷病手当金育児休業給付金は会社員のみ

社会保険以外は税金から給付

他の3つは税金から。

自助努力も必要

 

 

 

 

 

お金のもらい方について

収入の形態

月給・年俸

残業などにより変動はあるが、基本給の部分は一定。

能力給が出ることもある。

時給・日給

働いた時間や日数に応じて、収入は日払いや月払いとなる。

販売量・出来高

働いた時間にかかわらず、仕事の成果に応じて収入の額も時期も決まる。

雇用形態別の待遇
  正社員 契約社員 パート・アルバイト
契約期間 無期 数か月~1年 短期~長期(一定期間ごとに更新も)
昇給 毎年上がることが多い 自分で会社と交渉 時給が数十円単位で上がる
賞与 年2回支給されることが多い 企業による ない企業が多い
昇進・昇格 ある 企業による 企業による
退職金 ある(企業による) ない企業が多い ない企業が多い
社会保険 ある ある 労働時間によってある

実力主義の会社が増え、同じ学歴でも生涯賃金が1億円近く変わる。

労働基準法

給料について

①毎月1回以上

②一定の期日に

③労働の対価として支払う

※民間企業に賞与を支払う義務はありません

※給料に各種の手当てを加えた総額が給与です

※給与以外にも一定の福利厚生を社員に提供する義務があり、その費用も支払っています。

会社員が加入する社会保険

労災保険

保険料は全額会社が負担する。

雇用保険

保険料は業種によって会社と従業員の負担割合が違う。

③健康保険

40歳になると、介護保険にも加入。

会社が半額負担。

④厚生年金保

会社が半額負担。

賞与(ボーナス)

年に3回以内、社員の勤務成績や社の業績に応じて支払われます。

民間企業に法的な支払い義務はありませんが、雇用契約書や就業規則で定めている会社が多いです。

残業 等

会社と契約した労働時間を超えると、残業手当がつきます。

さらに、法定労働時間を超えると、割増賃金(25%以上)。

休日出勤や深夜労働にも割増賃金が発生します。

※規則どうりに支払れない、金額が低いなどの際は、人事課、または、勤務先の住所を管轄する労働基準監督署に相談。

お得情報

社会保険は4~6月の給料の平均額から計算されます。

なので、この時期の残業を控えると保険料が減ります。

しかし、厚生年金は現役の時に保険料を払うほど、多くなります。

計算式

残業代

=1時間あたりの賃金×残業時間×割増賃金(時間外労働:25%)(深夜労働:50%)

所得税、住民税もかかる

賞与額

=基本給×月数×評価係数(個人の勤務成績、会社により違う)

給与と同じで社会保険所得税

賞与額の健康保険(標準賞与額=賞与額から1000円未満を切り捨てたもの)

=標準評価額×(健康保険組合協会けんぽの保険料率)

 ※労使折半あり

賞与額の介護保険

=標準評価額×(健康保険組合協会けんぽの保険料率)

 ※労使折半あり

賞与額の厚生年金

=標準評価額×(健康保険組合協会けんぽの保険料率)

 ※労使折半あり

賞与額の雇用保険

=標準評価額×(健康保険組合協会けんぽの保険料率)

 

 

 

 

税金について

税金

日本国憲法第30条「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」

社会で生きるために出し合う共益費。個人や会社は、国民が健康で文化的な最低限度の生活をするため(生存権)に税金を納める義務があります。(租税法律主義)

個人・企業 ➡国・地方公共団体へ納税

国・地方公共団体 ➡教育・治安維持・インフラ整備(上下水道や道路)・消防防災・環境衛生・福祉と医療サービスへ支出

上より ➡個人・企業へ還元

税金のいろいろ

会社員は給与から天引きされる所得税・住民税を給与明細で確認できます。個人事業主は自分で所得を計算・申告し納税します。

税金は国税地方税があり、国税なら国会、地方税なら地方自治体で審議して決定します。納め方には、直接税間接税があります。

収入の多い人には、所得税をたくさん払ってもらう(課税所得)があります。

税金の種類

国税(直接税)

所得税贈与税相続税法人税など。

国税(間接税)

消費税、酒税、国たばこ税、たばこ特別税揮発油税など。

地方税(直接税)

都道府県民税、市町村民税、事業税、自動車税軽自動車税、不動産取得税、固定資産税など。

地方税(間接税)

地方消費税道府県たばこ税市町村たばこ税ゴルフ場利用税入湯税など。

消費税

すべての商品やサービスに取引段階で課税される。現在税率10%。

ガソリン税

揮発油税および地方揮発油税。1Lあたり53.8円の税金。

酒税

税率は種類・品目別に決められている。

たばこ税

国たばこ税、道府県たばこ税市町村たばこ税たばこ特別税、消費税がかかる。税率は60%ほど。

所得税

所得税=課税取得(取得ー所得控除)×税率ー税額控除

固定資産税

固定資産(土地、家屋、償却資産)を所有している人が納める税金。

固定資産税自治体が決定した評価額(固定資産税評価額)×1.4%

法人税 等(会社にかかる税)

事業を通して所得を得ると、会社の所得税・法人事業税・法人住民税を払う

 

不動産所得税

土地や家屋などの不動産を取得したときに課税される。控除額は建築時期により異なる。

土地の税額=固定資産税評価額×0.5×3%ー税額控除

家屋の税額=(固定資産税評価額ー控除額)×3%

 

※税率1位はたばこ、2位はガソリン、3位はビール

たばこを20本買うと、約13本は税金

ビール2本買うと、1本は税金

 

 

 

 

クレジットカードについて

クレジットカードとは

借りたお金をきちんと返すという信用に基づき、カード会社と契約して発行されます。

手元に現金がなくても買うことができますが、無計画に利用すると返済できなくなることがあります。

支払方法

支払い方法 内容 手数料
翌月一括払い 翌月に一括にして払う。 なし
ボーナス払い ボーナス時に一括して払う。 なし
分割払い 何回かに分けて支払う。 2回まで
無料
リボルビング
払い
複数の物を買っても、返済中に新しい買い物をしても毎月一定額を返済 あり

 

分割払い、リボ払いともに手数料は、多くの会社が年15%くらいと高くなっています。

クレジットカードのメリットとデメリット

メリット
  • 多額の現金を持ち歩かなくてよい。
  • 手元に現金がなくても使える。
  • 景品と交換できたり、支払いに使えるポイントが貯まる(還元率は0.5%程度が多い。もっと高いカードも)
  • 水道光熱費などの毎月の固定料金をカード払いにすると、ポイントが着実に貯まる。
デメリット
  • 年会費がかかる場合がある。
  • 利用すると借金の状態となるため、返済できなくなってしまう可能性がある。
  • 手数料がかかる場合がある。
  • 入会する際に個人信用情報として、勤務先や住所などを登録し、返済が滞ると「延滞」と記録され、新たにクレジットカードを作れなかったり、住宅ローンが借りられないこともあります。

クレジットカードをえらぶ判断基準

  1. 生活圏に使えるお店・機関が多い。(通勤に使う鉄道の提携カードなど。)

  2. 年会費が負担にならない・ポイント還元率が高い。(年会費が必要な場合は、それに見合ったサービスがあるのかを確認)

  3. 付帯サービスの利用。(自分の生活に生かせるものがあるか確認)

クレジットカードの種類

①カードランク

クレジットカードのステータスのこと。(社会的信用・価値のこと)

サービスや特典、ポイント還元率、年会費が違ってきます。

  1.一般カード

    特徴:年会費無料カードは一般カードに分類される。

       必要最小限の特典とサービス

  2.ゴールドカード

    特徴:一般カードよりもポイントが貯まりやすく、充実したサービス。

       年会費がある。

  3.プラチナカード

    特徴:会社によっては、プラチナカードが最上級ランクのこともある。

       圧倒的なステータスの高さで、空港ラウンジを利用できたりする。

       年会費が数万以上かかり、審査難易度も高い。

       会社から招待状が届かないと、申し込みできないケースもある。

  4.ブラックカード

    特徴:全クレジットカードで最上級ランク。最強のステータスカード。

       ほとんどが招待制。自分から入会できません。

       ・高級レストランの優待  ・限定イベントの参加

       ・専用コンシェルジュのサポート ・厳選されたプレゼントが届く

※プラチナカードやブラックカード保有率は、全体の1,2%である。       

       

②国際ブランド

クレジットカードが使えるお店を示すものです。

これによって加盟店数は違ってきます。

③発行会社

クレジットカードを発行する会社のこと。

 

はてなブログは未成年でも使えるのか?

結論:使える。(親権者の同意が必要)

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